火拳の雨エース【s15 最高最終1958】
s15お疲れ様でした。今期は目標としていた20以上を達成することは出来ませんでしたが反省の意味も込めて記事を書きました。最後にQRを載せているので宜しければ。
【構築のコンセプト】
・前期と同じく火力のあるペリラグによる短期決戦を狙いつつ、表裏問わず選出に幅が出るよう組んだ。ペリで1.5体、ラグで1.5体持っていくのが理想。
【パーティ紹介】
ペリッパー @こだわりメガネ
性格・ひかえめ
特性・あめふらし
実数値・努力値
167(252)-63-121(4)-161(252)-90-85
暴風/波乗り/冷凍ビーム/とんぼがえり
調整意図
・耐久ラインは前期と同じ
・火力目安
暴風でドヒドイデやナットレイ、カプ・レヒレが余裕を持って確2
波乗りは大体のゲンガーやミミロップ、リザx、ミミッキュを確1、ポリ2やカビゴン、晴下リザyに確2が取れる程度
本構築の撃墜王(かもしれない)。終盤までは前期と同じ型を使っていたが、レヒレやドヒドナット辺りに受け出しから仕事をされるのが気になったのと、Zを吐いた後の水技の命中不安が気になったため眼鏡を試してみたところ、一致技を連打しているだけで相手を壊滅させることが何度もあり想定以上の活躍を見せてくれた。所謂ヤリッパーである。この型を採用してからレヒレ入りに雨を出す際ナットレイの必要性が低下し選出パターンを増やすことが出来た。構築にナットレイがいることで初手にレヒレと対面しても挑発や怒り、リフレクター等の悠長な行動を取られやすいこともあり、そういった場合には2ターンでレヒレを処理、またはラグ圏内に入れ裏に甚大な負担を掛け一気に勝ちに近付くことが出来た。(鉄壁瞑想は無理ですやめて下さい。)ペリッパーというポケモンがそもそも火力が低いと思われがちなためこの型の刺さりは非常に良かったと言える。特殊方面の耐久に不安があることを除けば文句はないので、8世代で新たに進化先が追加され特防が大幅上昇することを願う。
ラグラージ@メガストーン
性格・いじっぱり
特性・激流→すいすい
実数値・努力値
175-222(252)-130-×-131(4)-122(252)
滝登り/地震/冷凍パンチ/💪🏽パンチ
調整意図
・特に無し、シンプルイズベスト。
相変わらずきあパンという意味不明な技を採用している。シーズン中何度岩封に変えようとしたか分からない。冷パンを切った毒岩封型なども試してみたが、ラティサザンガッサ、なによりマンダへの打点が無いとプレイングが窮屈になったためこの技構成に落ち着いた。岩技が無くとも終盤はペリッパーやエンテイを採用したため困ることは少なかったように思う。パンチについては、何故かナットレイに気取られタネを押されることが増えてしまったが、ポリ2やカビゴンは今期もボコボコにしてくれた。裏にペリッパーを残しておけばラス1鈍いカビに対してもパンチ連打しているだけで起点回避が容易な上、相手が拳択だと思い込み自滅することもしばしばあった。初見殺し感が強い型だが、再戦時においても拳の役割対象は本来雨滝連打がそこそこ辛い相手も多く心理的にこちら有利な択を仕掛けられるため、型バレしてからが本番は言い過ぎにしても、それがマイナスに働きにくい点もこのポケモンの強さの1つだと感じた。
8世代ではメガシンカが出来ず雨パからのリストラが確定しているため、代役としてダイマックスガマゲロゲが大暴れすることを期待している。
ナットレイ@フィラの実
性格・のんき
特性・鉄の棘
実数値・努力値
180(244)-114-185(140)-×-152(116)-22
宿り木の種/ジャイロボール/タネマシンガン/電磁波
調整意図
・前期と同じなので割愛。
前期同様リザやツルギに麻痺を入れてもらったが、レヒレ+ツルギの並びが体感増えたため活躍の機会はやや減少した。前期からの変更点は持ち物がイア→フィラになったことで、これはレヒレのトリックに対する申し訳程度の抵抗である。この枠はゴツメカミツルギを試したりもしたが、やはり特殊耐久と宿り木、鉄の棘による削りが優秀だったためナットレイに戻してしまった。コイツの技外しが敗因の3割程度を占めているため、実は影のA級戦犯である。
ボーマンダ@メガストーン
性格・むじゃき
特性・威嚇→スカイスキン
実数値・努力値
171(4)-187(172)-150-150(76)-99-189(252)
捨て身タックル/地震/竜星群/大文字
調整意図
・C H振りナットレイを文字で確1
・A 捨て身で無振りリザy確1
捨て身+竜星でカバやヤドランに勝てる。
今期の要改善枠。前期はやんちゃで使用していたが、ミラーでやんちゃ個体に同速負けしたのを機に最速に変更。これ自体はミラーに加えルカリオツルギやジャローダの上を取れるようになり安定感が増したため間違いではなかったように思う。しかしどうにもしっくりこず、選出率は最下位だった。ボーマンダが強いから、という理由だけで惰性で採用してしまったのが反省点。来季以降はこの枠に非メガポケモンの採用も検討すべきだと感じた。
エンテイ@突撃チョッキ
性格・いじっぱり
特性・プレッシャー
実数値・努力値
193(20)-165(116)-107(12)-×-126(244)-135(116)
調整意図
・HD 特化テテフのサイキネ確3、リザyのエアスラ3耐え、特化サザンの眼鏡悪波2耐えetc
・HB 特化リザxの逆鱗耐え、ミミッキュの霊z+影打ちを耐える程度(目安)
・ S 最速キノガッサ抜き
今期のMVPはコイツ。オニゴーリ対策枠その①でもある。前期辛かった初手のギルガルドやリザyを少しでも牽制できる枠を探した結果採用に至った。裏を絡めればガルーラ軸やクチート軸、テテフリザなどにもかなり優位に立ち回らことが出来た。雨との食い合わせが悪いため採用を躊躇ったが、初手に置けば気にならないことや、役割対象のリザyは勝手に天候を変えてくれること、ペリッパーが湿った岩型でないため比較的容易に雨を枯らせることなどを理由に、立ち回りで補える範疇だと割り切った。リザxも地均し+エッジで処理できるため、雨で重くなりがちなリザードンの対策枠としては高評価。特殊耐久がとにかく凄まじく、ナットレイの宿り木を絡めた場合の安定感には目を見張るものがあった。また、聖なる炎という技が優秀で、受け出されたギャラマンダバンギなどを燃やして機能停止に追い込んだり、対面からミミッキュの剣舞を相殺して突破したりとやりたい放題だった。コイツやペリッパーを採用したことでレヒレやミミッキュ、テテフなどを見るためだけにナットレイを選出する必要が減り、選出に柔軟性を持たせられた。(2回目)ゲッコウガは激流ならナットで、変幻ならコイツで見られる(といいながら雪崩や悪波怯みで何度も突破されて泣いてた。)それでもやっぱりMVP。
性格・ようき
特性・ばけのかわ
実数値・努力値
131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け
調整意図
・特に無し、ぶっぱ。
オニゴーリ対策枠その②。ついでにジャラランゴ。本当に対策になっているかは諸説。前期は襷ミミッキュだったが、じゃれ外しによる負けが無視できない程に多かったのとペリッパーがZではなくなりZが余ったので試しに持たせてみた。瞬間的に高火力を“必中”で出せる点が強力で、アゴバンギマンダ辺りに躱しワンチャンを許さない点も良き。この型のミミッキュを初手投げされグチャグチャに荒らされることが多く以前から興味があったポケモンであり、実際に使用してみて改めてその強さを認識した。HPが1でも残っていれば仕事が出来る故、切りどころの見極めが難しいポケモンだった。より低速に対するハメ性能に特化した穏やか纏わり呪い型も選択肢に入り得るが、今回は汎用性を重視したためこちらの型での採用となった。
[選出パターン]
・ペリ+ラグ+ナット
前期より減少。出しにくい並びが増えた印象。それでも迷ったときはコレ。初手の電気タイプ対面は突っ張るべし。特にボルト。
・ペリ+ラグ+ミミ
こちらは増加。前期はペリラグで荒らしてミミッキュで締める展開だったが今期はどちらかといえば逆の展開が多かった。この構築で最もパワーが出る選出。
・エンテイ+ペリ+ラグ
テテフリザミミ辺りに出すと幸せになれる。流石に頻度は上2つより落ちる。
・エンテイ+ナット@1
@1はマンダやミミッキュ、ペリッパーも。強い崩しがそこまで必要でない時に。リザグロスあたりに刺さりが良かったかも。
【重いポケモン・並び】
・🍄
・グライドヒド
・ホルード🐰
・🐤⚡️
・😴ゲンガー
・冷bめざ炎カノンzゲコ
・毒菱展開
今回は表裏比較的扱いやすい並びが組めたと思う。今期は及ばなかったが7世代の間に納得のいく雨パを組んで20、21を達成したい。
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-BD91-45E8